羽田空港の滑走路徹底ガイド|空の玄関を支える4本の“空の道”

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羽田空港を利用したことがある人なら、一度は飛行機の離着陸を間近に見てワクワクした経験があるのではないでしょうか?

でも、「滑走路って何本あるの?」「それぞれどう使われているの?」と聞かれると、意外と知らない人も多いかもしれません。

この記事では、羽田空港にある4本の滑走路について、その役割・配置・運用の特徴などをわかりやすく解説します。飛行機ファンだけでなく、空港をもっと楽しみたい人にもおすすめの内容です!

✈️ 羽田空港には滑走路が4本ある

羽田空港には、A・B・C・Dの4本の滑走路があります。それぞれの長さや向き、役割が異なっており、風向きや時間帯、航空機の種類などに応じて使い分けられています。

滑走路名方位長さ主な役割
A滑走路(RWY 16R/34L)南北3,000m国内線の離陸・着陸が中心
B滑走路(RWY 04/22)東西2,500m国内線中心、風向き次第で補助的に使用
C滑走路(RWY 16L/34R)南北3,360m国際線の離陸・着陸が多い、長距離便対応
D滑走路(RWY 05/23)斜め(海上)3,000m国際線向け、海上に建設された最新滑走路

📍 各滑走路の特徴と見どころ

A滑走路(16R/34L)

  • 国内線の発着に最も使われる基本滑走路。
  • 展望デッキからも見えやすく、飛行機の発着をじっくり楽しめる。
  • 第1ターミナル(JAL系)と近いため、JAL便の利用が多い。

都会スレスレ飛行はこちらの滑走路の16R(北から南)を使いますよ。

B滑走路(04/22)

  • 短めの滑走路で、補助的な位置づけ。
  • 主に風向きや混雑状況によって使われる。
  • 北風運用の時に使用されることが多い。

空港から環八道路を西に向かって走っていると、離陸では真上を飛んですごい迫力!

C滑走路(16L/34R)

  • 国際線便が多く使用。
  • 第2ターミナルに近く、ANA国際線などが多く離着陸。
  • 長さが3,360mと最長クラスで、大型機や長距離便にも対応。

都会スレスレ飛行はこちらの滑走路の16L(北から南)を使いますよ。

D滑走路(05/23)

  • 羽田沖の海上に建設された最新滑走路。
  • 東京湾アクアラインの下を通る構造で、建設には高度な技術が用いられた。
  • 風に強く、国際線や混雑時のバックアップにも使われる。

🌬️ 「南風運用」「北風運用」って何?

羽田空港では、風向きによって滑走路の使い方が変わります。

  • 南風運用:南からの風が吹くとき。着陸はC・D滑走路から、離陸はA滑走路からが基本。
  • 北風運用:北からの風が吹くとき。着陸はA・C滑走路、離陸はB滑走路が使われることが多い。

風は飛行機の安全に直結するため、運用変更は日常的に行われています。


👀 滑走路を楽しむ!おすすめスポット

  • 第1・第2ターミナル 展望デッキ:A・C滑走路がよく見える。
  • 第3ターミナル 展望デッキ:A滑走路利用が間近に見える。
  • 京浜島つばさ公園/城南島海浜公園:滑走路全体が見渡せるマニア向けスポット。
  • 川崎浮島町公園:D滑走路を真横から見られる人気の穴場。

🧠 おまけトリビア

  • D滑走路の海上部分は人工島!羽田空港の拡張で初の大規模海上工事。
  • 滑走路の「16L/34R」などの数字は“方角”を意味している。 → 例:「16」は160度の方角(南南東)、滑走路の向きを表します。
  • 羽田は1時間に最大80回以上の離着陸が可能な超高効率空港!

✈️ まとめ:滑走路を知れば、羽田空港がもっと面白くなる!

飛行機の離陸や着陸をただ眺めるだけでも楽しいけれど、滑走路の構造や役割を知ってから見ると、その迫力や背景がグッと深まります。

空港の「空の道」は、安全と効率を支える重要なインフラ。ぜひ次に羽田を訪れるときは、ちょっとマニアックな視点から滑走路を楽しんでみてくださいね。

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