官民問わず空港で働く人のための食堂『CIQ食堂』、実は働いていなくても入れます

特殊施設

国際線の第3ターミナルには、CIQ食堂という空港職員なら一度は聞いたことがある職員食堂があります。職員食堂ということで、CIQ職員だけでなく、警察官、民間の航空会社社員、いろいろな制服の人たちが食事をしています。そしてそこは一般の人も受付をすれば入れるんですよ。どんなところなのか、ご案内しますね。

そもそもCIQってなんだ?

CIQというのは『C=CUSTOMS(税関)』『I=IMMIGRATION(出入国審査)』『Q=QUARATINE (検疫』の略で、国際線で入国する際には必ず受けなければならない一連の流れのことです。入国時の順番としては Q→I→C とはなります。

Cの税関は財務省、Iの出入国審査は法務省、Hの検疫は厚生労働省、と3つの省にまたがっています。

つまり、国の機関で、働いている方も公務員です。

CIQ職員食堂はどこにあるの?

国際線ターミナルの第3ターミナルにあるCIQ職員食堂。第3ターミナルに連結してCIQ棟という建物があり、そこにあります。

こちらですね。

Screenshot

公務員、空港職員は2階の連絡通路からパスを使って入ることができますが、パスのない方は1階の入り口から入って受付をすることになります。

入り口は1階のバスやタクシーを降り場から、進行方向に歩くとこのような入り口が見えてきますので、建物入り口に入ってください。

名物は毎週金曜日の『天凰麺』

こちらの食堂、実は第1ターミナル地下のラーメン屋『天凰』が営業しています。メニューは日替わりのラーメンだけでなく、唐揚げ定食などの日替わり定食ももちろんあります。価格は社員食堂価格で、空港のレストランではまずこの値段では食べられないでしょう。

そして、毎週金曜日には、天凰名物の『天凰麺』が食べられますよ。

朝もやっているけど…営業時間に注意

羽田空港国際線は24時間体制の空港。そのためこちらの食堂では朝定食というのもやっています。いわゆる夜勤明けの人が食べられます。

しかしながら、こちらの食堂は夜ごはんには対応していないのです。。。営業時間は18時までとなっています。

そして、なんと平日だけしかやっていません。。。

空港は365日24時間なので、是非とも毎日21時くらいまでは営業して欲しいな、というところが本音ですが、仕方がありませんね。現場に出ないCIQ棟で働く公務員の方々は平日昼間の勤務なのかと思われます。

お弁当を持ってきているスタッフの方が多いのですが、空港のレストランやカフェに制服で利用する人たちがいるとは思いますが、どうぞ優しい目で見守ってくださると幸いです。

皆さんも、一風変わった空港ランチを体験してみてはいかがでしょうか。

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